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January 18, 2008

マスコミ職員の倫理観

何とも残念な話だが、日本放送協会の職員が株式のインサイダー取引で、証券取引等監視委員会の調べを受けている事が判明した。 報道用システムからスクープ情報を事前に入手し、株式の売買をしたという事だそうだ。

マスコミに籍を置いていると、多くの情報が入ってくる。 ごく希にではあるが、スクープ情報を放送前に入手する事は可能だ。 それは、別に報道に籍を置いていなくても、末端の職員まで情報を得る事ができる。 その情報を利用してしまえば、どんな悪事も働く事が容易に出来る事を、今回の事件は示している。

キー局は上場している関係上、自社株に関する売買に関しては規定を定めているようであるが、他社株に関しては放置されているようだ。 しかしながら、報道機関である以上、事前に情報を入手する事は容易であり、他社株の売買に関しても制限をするべきではないだろうか?

それにしても、今回の事件はマスコミに籍を置く職員の倫理観というもののレベルを露呈した形になった。 もちろん全てとは言わないが、多くの職員は今回の事件を起こした職員とレベルは変わらない。 それほどまでに倫理観というものが低下しているのは事実である。 全国のマスコミは、自社の職員に対して株式売買に関する倫理を徹底すべきだと思う。 決して対岸の火事ではないのである。

January 15, 2008

ワンセグでSNS?

昨日の日本経済新聞に出ていたのだが、フジテレビ系列のテレビ新広島とNEC(日本電気)との共同開発で、ワンセグの一次リンク(通信の世界だけど放送用言語で記述するサイト)を利用したSNSを稼働させるそうだ。

従来は、ワンセグ視聴中にSNSを利用しようとすれば二次リンク(いわゆる携帯サイト)を利用するしかなかった。 そして、二次リンクに飛ぶときにはワンセグの画面が消えてしまうと言う不都合があったのだが、そこを解決する方式として注目されるらしい。

放送業界(しかも情報技術系)に籍を置いていた人間としては「なぜに広島?」という疑問が残るところであるが、広島が先陣を切った。 実は放送業界内部の勢力図を見ると、東京(キー局)>大阪(準キー局)>愛知(準キー局)>福岡>北海道という順位付けがなされているのだが、残念ながら福岡でもなく北海道でもなかった。

新しい事をするには発想力と技術力が必要だ。 技術力という点ではローカル局レベルで見ると、福岡・北海道というのは上位に位置するのであるが、発想力というのは人に依存する部分もあり、必ずしもそうはならない。 また、他の業界とのお付き合い度合いの濃さでも差が付くので、今回のような事が発生するのであろう。

まぁ、いずれにしても目新しい事をやるには発想力が必要であり、そういった能力を持った人を大切にする会社が最終的には勝利を収めるのだという事なのではないだろうか。 人は財産。 人を大切にしない会社は、これからの時代に生き残っていくのは本当に大変だと思う。

January 14, 2008

救済策始まる?

放送局の持ち株会社による支配に関して、大筋が見えてきました。 基本的にはキー局・準キー局による地方局の救済という事を目的に考えられています。 しかしながら、これには幾つかの壁があります。

キー局全てと準キー局何局かは株式を上場していますので、これらの局が地方局の救済のために自分達の支配下に置く場合は、当然株主利益を損ねないようにしないといけません。 従って、地方局に対しては当然のことながら人員カットなどのリストラがされる可能性が非常に高いです。 特に、費用がかかりすぎる技術部門および制作部門に関しては大ナタが振るわれる可能性が高いと思った方が良いでしょう。

まぁ、基本的には中核的な位置にある、札・仙・静・広・福の五地区に関しては救済をして貰うと言うよりは、救済をする側に廻らなければならないと思います。 そう考えたときに、札・仙・静・広の四地区に関しては、その体力を付ける必要があると考えます。 現状は、体力が無い局が非常に多い事から、自助努力により体力を付ける必要があるでしょう。 当然、自らの力でリストラなどを推し進める必要があると思われます。

各キー局が、どのような方針で地方局救済に臨むのかは現状では判りかねますが、いずれにしても放送業界にも大ナタが振るわれる時代が来るのだという事を、内部にいる人たちには感じて欲しいところです。 既得権益の上に成り立っている業界としては最後の業界となった放送局ですが、ついに波は押し寄せつつあるのだという事でしょうね。 もう既に、既得権益を容認される時代は終わりましたから...













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