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April 26, 2007

愚か者は北海道に...

北海道新聞の記者がWinnyを使って流出ファイルを入手したことを公言しているが自分のやっていることがわかっているのか」(高木浩光@自宅の日記)

え〜っと、何と申して良いのやら...
リンク先を読んでみてください。
北海道のNo.1マスメディアの話です。

「道新メディア局スタッフが道新ホームページの裏側をこっそり…」というお題が付いた、北海道新聞社のサーバーにあるブログで「メディアの節穴」というタイトルのブログに書かれている内容です。 エントリのタイトルは「またWinnyで捜査資料流出…【ニュース斜め読み】」となっています。 このエントリの中に以下のような記載があります。

なお、私はWinnyを使う際、ハードディスクの中身を完全に消し、クリーンインストールし直した古いPCで起動しました。もちろん、個人情報などは一切入っていません。会社のネットは使わず、自宅のネットを使ったほか、流出資料はその古いパソコンでウイルスファイルの除去を行い、Winnyが入っていない別のパソコンでさらにウィルスチェックを行い、安全を確認してから閲覧しました。仕事用のパソコンでは開いてません。これぐらいやらないと危なくて危なくて。
で、目的のファイルを入手した時点で、古いパソコンは再び、押し入れにしまいました。流出ファイル自体もパソコンからは既に消去しました。こんな危ない資料を持ち続ける勇気は私にはありません。


あほでつか? マスコミ人として如何なものかと思いますよ。 しかも会社のサーバー上に、この記述があるんですから驚きです。 北海道新聞社公認のWinny使いという... 信じられな〜い! 前の会社に在籍していたときから、この会社はアホの集団だとは思っていたけど、ここまで酷いとは...

ちなみに北海道新聞社では、以前、Winny禁止令のおふれが社内で廻っていると聞いていますが、それに反した行為を行ったという事実を自社のサーバー上にあるブログで公開する北海道新聞社の尊大さに敬意を表すと共に、そのような社員に対して処分を行わない心の広さに対しても敬意を表したいと思います。 さすが、No.1メディアのやることは違いますね。

April 18, 2007

民主主義の暴力的破壊

昨日、現長崎市長(かつ市長選候補者)である伊藤一長氏が選挙事務所前で射殺された。 選挙運動期間中の出来事である。 選挙そのものとの関係は今の所無いようだが、選挙運動期間中に候補者が射殺されるという事態は、どう考えても異常である。

選挙というのは直接民主制の根幹をなす部分であり、国民が自分の意志を政治に向けて明らかにする場でもある。 そんな、民主主義の基本となるところで暴力でもって候補者を消し去ってしまうと言うのは、明らかに民主主義に対する暴力的破壊であると考えざるをえない。

日本という国は世界一平和な国であると言われ続けてきた。 その為に国民は平和ボケしているのだとまで言われてきた。 しかしながら、最近は決して平和な国ではなくなってきているという事を明確に表した事件ではないだろうか? 先進国ではこのような事件は聞いたことはない。 日本という国は民主主義に関しては発展途上国だと思っていたが、それが現実になったと言っても良いだろう。

伊藤氏へ投票しようとしていた人の怒りは一体どこへ向ければよいのだろうか? 今回の選挙で選ばれる長崎市長は民意を直接反映していない可能性が非常に高くなった。 絶対に起きてはいけない事件。 それが、日本国平和の象徴である長崎市で起こったことが非常に残念でならない。

April 17, 2007

商売道具は大事にね

最近はどうか判らないけど、自分が前の会社のサーバー管理をしていた頃は、毎月サーバー室の床掃除をしていました。 何でそんなに頻繁にやるのかというと、毎日2回は必ず担当者が入って稼働状況を目視確認するのと、人が結構出入りする放送機器のラック室と隣り合わせで、しかも空調の関係でそっちのゴミも飛んでくることがあるためでした。

そして、床清掃とは別にサーバー機器の清掃は四半期ごとにやっていました。 普通は年末に一度行う程度だと思うのですが、前述の通り決して綺麗な状況を保てない部屋だったので、やむを得ずそのくらいの頻度で清掃をしていたわけです。 そのおかげで、機器の故障はSI'erさん達が感心するほど少なくて、安定的な稼働を行うことができていました。 けっこう地味な仕事ですが、そんなことをしていました。

実は、その前の制作系技術担当だったときには、同じように制作系放送機器の掃除を頻繁にしていました。 そちらの方は、サーバー室以上に人の出入りが多いのと、土足OKだったので汚れ方も普通じゃなかったのです。 一年掃除をしなければ、フロントの吸気フィルタなんて埃がびっしり付いて風が全く通らない状況になってしまうので、仕方のないことだったのです。

こうしてみると、18年間の会社員人生の中で半分以上は、自分が使う機器の掃除をしていたんだなぁ〜と思います。 何でそこまでするのかというと、プロフェッショナルなんだから自分達が使う機材を何時も万全の状況に置いておきたいという気持ちがありました。 ちょっと清掃することで故障率が下がるのならば、手間を惜しむ理由はないわけです。

今、それぞれの立場の人たちはキチンと清掃をしているのでしょうか? プロフェッショナルとしての意識を持って仕事をしているのでしょうか? 多少、心配になるところです...

April 15, 2007

笑い話

3月3日のこのエントリに、1週間も経ってから論語を読めというコメントをくれた大変有難いお方なんですが、今になって判ったんですけど、前の会社の社員さんでした〜。 わざわざメアドにYahoo!メールのアドレスを書いてくれたんですが、IPアドレスが会社のものでした〜。

さて、誰なんでしょ?

公益通報担当者の御方でしょうか?(けっこう上層部の方です)
それとも通報された方でしょうか?(中間管理職らしい>推測)

わざわざYahoo!メールのアドレスで書かなくたって良いのに。 ちゃんと正々堂々と会社のアドレスで書いて欲しかったなぁ〜(笑) せっかくなんで、Yahoo!メールのアドレスに「お礼のメッセージ」でも送ってあげましょうかねぇ。 「○○株式会社の方が、わざわざ有り難うございます。」って(笑) 何でもっと早く気がつかなかったんだろうか...

っていうか、コメント書かれた時間って思いっきり勤務時間内だし...

April 08, 2007

バラエティを名乗れば何でも許されるのか

TBSの「サンデー・ジャポン」の同一人物へのインタビューに関する問題ですが、TBSとしては「バラエティー番組の演出の許容範囲内と考えている」そうである。 「サンデー・ジャポン」なる番組が如何なる番組であるのか良く判らないが、バラエティを名乗れば何でも許されると思っている放送業界の甘えの構図が見て取れる。

旧来、情報番組は情報番組であって、バラエティとは一線を画したものであったはずだ。 キー局によっては情報番組の制作部門を独立した部署として設置しているところもある。 視聴者の視点からすれば、報道番組とバラエティ番組の中間的要素の番組と捉えられるものであろう。

であれば、過剰な演出は如何なものだろうか。 同一人物が何度も出てきているのに、あたかも通りすがりの人にインタビューしているかのような演出。 しかも、取材日を教えていたと言うから、最初から「やらせ」をする気があるのは明白ではないか。 これを「演出」と言ってのけるテレビマンの精神には驚きを禁じ得ない。

最近は報道番組も情報番組化してきているのが見受けられる。 これはもちろん視聴率対策なのだが、このままエスカレートすれば報道番組すら“報道バラエティ番組”化してしまう恐れがある。 そして、そこに「演出」という名の「やらせ」や「捏造」が横行するのは目に見えている。 バラエティを名乗れば何でも許されるなら、最終的には報道番組も報道番組としての信憑性が怪しくなるのは間違いのないところ。 これは大変恐ろしいことだ...

関西テレビ放送もそうだったが、各放送局がいい加減目を覚まさないと政府の介入を許す結果になり、行く末は「国家統制の下に置かれたマスコミ」しか残っていないという事態を招きかねないと思う。

April 05, 2007

対応の差

今日の新聞報道によると、「発掘!あるある大事典」の捏造問題に関して、この番組の制作を引き受けていた日本テレワークの当時の社長は、取締役を辞任したそうだ。 事件発覚後、社長から取締役(ヒラ取)へ降格していたのだが、一応の決着と見たのか取締役も辞任したとのこと。

では、事件の最大の当事者である関西テレビ放送の対応はどうだろうか。 先日の検証番組の放送を受けて、千草社長は取締役に降格した。 しかしながら裏を返せば、取締役に残留したと読み取ることもできる。 ここでも、発注側と受注側の対応がハッキリ分かれたと思う。

本来であれば、第一当事者である関西テレビ放送こそが事件発覚後に社長のクビをすげ替え、検証が終わったところで消えていただくべきであるのにも関わらず、逆なんだよね。 千草氏が取締役に残留したと言うことは、将来的には社長への復帰の可能性があると言うことを匂わせているように思える。

どうも、今回の事件の対応を見ていると「マスコミが自ら報道してきたこと」を実践していないように思えるのだが、如何だろうか? マスコミは事件が起こると第一当事者を厳しく追及する。 なのにも関わらず、自らには非常に甘い対応をし、また同業他社も見て見ぬふりをしているように思えるのだが... 護送船団の甘えであるとするならば、免許を与えている総務省は、より一層の厳しい対応をすべきであると思う。

April 02, 2007

抜け殻正社員

日経ビジネス最新号は「抜け殻正社員」というテーマを特集に組んでいます。 これは何を言っているのかというと、現場の請負化・派遣化に伴い正社員が現場作業から管理業務へシフトしていくことにより、様々な弊害を生んでいるという事なのです。 放送業界にいた自分にとっては、まさしく数年前から直面している問題であって、特に惹かれる内容でした。 実際の例として4つが取り上げられているのですが、気になったのが放送業界とシステム業界の例でした。

たぶん皆さんは御存知だと思いますが、今のテレビ番組の殆ど全ては正社員だけでは制作されていません。 キー局であってもローカル局であっても事情は一緒で、現場の半数以上がプロダクションの人間になっています。 酷いのになると、名目だけのプロデューサーのみが正社員で他は全てプロダクション(いわゆる丸投げ)になっています。 そして、丸投げの番組は決して少なくはありません。

その結果どうなったかというと、例の「発掘あるある大事典」のようにチェックしようにもチェックできずに、捏造・やらせなどが行われた番組を放送してしまうと言う実態があります。 以前は、正社員の比率が高かったのと、番組制作に対する「モチベーション」が高かったので歯止めがかかっていたのですが、今は経費節減の圧力が下流に流れることによって「モチベーション」を期待できない状況になっています。

そんな内容も含めて放送業界の問題点が指摘されています。

システム業界に関しても以前からそうだったと思われるのですが、大手ですら自らの力でソフトウェアの開発を行うことが出来ず下請けへの丸投げ状態になっていると言うことが指摘されています。 プログラムを作れないソフトウェア会社が増えてきているという実態ですね。 これまた、正社員は名前だけのプロジェクトマネジャーに成り下がり、実際に製作するのは何層にもなった下請けのソフトウェア開発会社が行っているという事態になっているという現実があります。

幸い、情報システム部門に在職中の折に付き合いのあった会社には、ウチが発注するシステムの規模が小さいためか、そのような酷いところはなかったのですが、ツレからは良く聞く話(ツレの職場は非常に大規模なため、発注するシステムの規模も大きい)でありました。

モノを作れない製造業、番組を作れない放送局、ソフトを作れないシステム業界、何れも共通するのが正社員の管理業務へのシフトと、それに伴う現場の外注化という所でしょうか。 その結果、物作りの技術、番組制作のノウハウ、システム構築のノウハウなどが正社員の間で伝承することが出来なくなり、現場を知らない(あるいは促成栽培の)正社員が現場を天から見下ろして管理するというワケの分からない、そして非常に危険な状態になっているのでした。

何と恐ろしいことなのでしょう。

自分? 自分もノウハウを伝承することが出来ずに会社を退職することになったわけですから、それまでの蓄積されてきた情報システム部門の健全運営に関するノウハウは、今の会社には残されていません。 それは、適材適所という人事の基本を実行できなかった会社に問題があるわけで、一社員の知ったこっちゃ無いですけどね。

最後に、日経ビジネスより特集ページの最初に書かれている象徴的な文章を引用しておきます。

番組を作れないテレビ局、プログラムが書けないIT企業−。
気がつけば、日本中が「正社員だけでは何もできない会社」だらけになった。
コスト削減を優先するあまり、多くの企業が陥った派遣・請負依存の構図。
偽装、捏造、不具合が頻発するのは他人任せの“抜け殻”正社員が増えたから。

April 01, 2007

リニューアル?

ちょうど今日が年度替わりと言うこともあって、ウェブサイトのリニューアルを行う会社も多々あるようだ。 幾つかの新聞社系サイトも同様で、今朝から切り替わっているところがある。

でもね、リニューアルって「使い勝手を良くするために行う」モノだよねぇ。 見た目を変えるだけに神経を使ってしまったのか、某道内大手新聞社のサイトは「非常に使い難い」かつ「非常に見難い」サイトになっていて、二度と訪問する気を失ってしまった。 ギミックに注力する余り、ユーザビリティを捨てたという感じのリニューアルは企業のサイトにとっては大問題だと思うんだけど...

そこの、某道内大手新聞社のサイトは事前にリニューアルの予告が出ていたのでデザイン変更は相当前から進めていて、今日からの変更に対して「go!」を出したのも結構前だと思うんだけど、事前に検証はしていなかったのかなぁ... まぁ、大企業になると小回りもきかなくなって検証などの地味な作業には時間を割いていられないのかも知れませんね。

それにしても、某道内大手新聞社のサイトは自社で作成しているのでしょうかね? 自社で作成しているのならば自爆でしょうが、外注しているのならば受注したデザイン会社は「やっちまった〜」だと思いますよ。 ハッキリ言って、僕が担当者ならばOKしないし、料金だって支払わない。 それくらい酷いデザインだと思います。 もう、アホが作ったとしか思えないデザインですわ。

某道内大手新聞社さんは、現在の酷いサイトを、どうやって改善していくのでしょうかね? 見物なんだけど二度と見たくないという...とっても残念な状況だったりします。 まぁ、月一くらいは見てやろうかなぁ。

ちなみに全国紙系も変わったところがありますが、こちらも「使い難く」かつ「見難く」なっています。 まぁ、二度と見たくないと言うほど酷くはないのですが、意図しない動作を勝手に行うケースがあるので困っています。 人間の意志よりも、ウェブサイトのスクリプトの方が強いってどうよ。 たぶん、こちらもユーザーの立場に立った検証がキチンと行われていないのでしょうね。 新聞社はどこもかしこも困ったちゃんばかりです。

















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